震災直後ひび割れた園舎、教室…傾いた遊具。子供達が安心して学べる環境には程遠い現実でした。園長先生より地元の城南ライオンズクラブ 永田会長へ園の現状のお話しがあり、
縁あって私にお声掛けがありました。
お打合せの中で私の心に突き刺さったお言葉…
「震災後 子供達の描く絵は一様に色がありませんでした…。」
見せて頂いた絵は 黒、灰色、色あっても真っ赤…
瓦礫の景色が子供達から色を奪っていたのです。言動も荒々しくなり、喧嘩が絶えない園児。
震災は子供達の心にも深い爪痕を残していました。
〝色を入れてあげれるのは間違いなく、我々ペンキ屋「塗魂ペインターズ」〟だと確信し、
割れた外壁、ひび割れた教室を丁寧に丁寧に、約1ヶ月をかけ子供達と一緒に塗りあげました。
壁に描かれた絵は園児達が色を取り戻した最高傑作です！
園児、先生方、父兄の皆様方、塗魂メンバー、ライオンズクラブメンバー延べ400名が参加。
園児達からは最高の笑顔のプレゼントを頂きました！
すべては子供達の笑顔の為に… 九州塗魂 遠山 剛
